2023.02.22

ヒアルロン酸やりすぎるとどうなる?

ヒアルロン酸やりすぎるとどうなる?

ヒアルロン酸を受ける女性

シワやたるみを解消させたい、唇をふっくらさせたいといった場合、ヒアルロン酸注射を定期的に打っている方も多くいらっしゃいます。即効性があって気軽に受けられるため人気の治療ですが、「打ち続けると良くない」という話を聞いたことがありませんか?

そこで、今回はヒアルロン酸を打ち続けるとどうなるのか? よくある失敗例や失敗しないための対策などをご紹介していきます。すでにヒアルロン酸を注射している方や、ヒアルロン酸治療を検討中という方は、ぜひ参考にしてみて下さい。


打ち続ける副作用・リスクは?

疑問

ヒアルロン酸はもともと体に存在する美肌成分で、注入後は自然に肌に吸収されていきます。そのためヒアルロン酸を継続して打つこと自体に、副作用やリスクはほとんどないとされています。ただ、短期間に打ち過ぎることで不自然な仕上がりになることや、使用するヒアルロン酸製剤の品質や医師の技術などで、次のような思わぬトラブルにつながる恐れがあります。

 

■仕上がりが不自然になる

例えば、ヒアルロン酸を頻繁に打った下まぶたが強調され過ぎたり、唇が突き出てしまったり、鼻筋が凸凹したり、見た目が不自然になってしまうケースがあります。

 

■しこりや皮膚が伸びるリスクがある

ヒアルロン酸による副作用はほとんど心配ないのですが、必要以上に注入し過ぎると、患部にしこりができたり、皮膚が伸びたりする危険性が高まります。

 

■効果が薄れ依存性が生じる

効果が残っているのに再度注入した場合、注入量が少なくなることがあります。すると変化もあまり感じられず、「もっと打ちたい、量を増やしたい」と依存のような精神状態になる心配もあります。

不自然な顔になりやすい失敗例

案内する医師

実際、ヒアルロン酸で失敗されて当院に来られる方が増えています。例えば左右非対象になった、ほうれい線に浅く打ったためボコボコになった、目の下に打ったら涙袋みたいになり老けて見える、鼻筋に打って1年たったら鼻筋が太くなってきたなどなど…。

ですが、経験のある医者がすればそんなことはまず起きません。

ヒアルロン酸注射は、施術をする医師の技術力とセンスがとても重要になります。
注入を行う際は、熟練した医師と事前確認をしてから施術を受けるようにしましょう。また、最近はネットからヒアルロン酸を購入され、ご自身で注射して失敗される方もいらっしゃいますので、ヒアルロン酸で生じてしまう失敗例を改めてご紹介しておきます。

 

■涙袋が大きく目立ってしまう

下まぶたにヒアルロン酸を注入し過ぎたために、大きく膨らんだりすることもあります。

 

■ほうれい線が凸凹に

適切な深さに注入できなかった場合、しこりができたり、左右非対称になったり、見た目がボコボコになることがあります。


■鼻筋が腫れたり、つぶれたりする

薬剤の量が多いと腫れが生じ、柔らかすぎるとつぶれてしまいます。


■唇が不自然に腫れぼったくなる

アヒル口とも呼ばれますが、ヒアルロン酸の入れすぎで唇に膨らみが起こります。


■笑った表情に違和感が出る

顔の構造を理解せずに注入すると、笑った際に注入した部位が目立って違和感が生じることがあります。

 

■額の形が変わる

均等に注入されないとおでこに凹凸が発生し、きれいな丸いカーブにならないということがあります。

ヒアルロン酸注入はドクター選びが大切!


医師が注入箇所を確認し、適切に注入すれば、安全性の高いヒアルロン酸注入ですが、顔の構造を理解していないと仕上がりが不自然になるだけでなく、血管などに触れてしまう恐れもあります。

製薬の選択から、最適な注入量の判断、解剖の熟知など、ヒアルロン酸注入はまさにドクターのセンスと腕の見せどころ!ドクター選びはとても大切です。

また、患者様が医師の提案より多い量を希望した際にトラブルが発生することもあるので、必要以上のヒアルロン酸を注入しないようにしましょう。

 

<当院の人気治療>
シミ治療
ほくろ除去
ニキビ治療

やめたらどうなるの?

ヒアル
ロン酸注射

注射をやめた途端、急に老けたりしませんか?といった心配の声も聞かれます。過度にするのも良くないけれど、やめて逆に老けてしまったらショックですよね。お顔へヒアルロン酸注入した場合、効果の持続は製剤の種類や個人差もありますが、一般的には4ヶ月から12ヶ月くらい持つケースが多いです。

その間に注入したヒアルロン酸は時間をかけてゆっくり肌に吸収されていき、段々と元の状態に戻ります。ヒアルロン酸には乾燥を防ぐ効果もあり、完全に吸収されるまで肌のみずみずしさが保たれますので、むしろ老化の進みが遅く感じられます。吸収されてなくなったとしても、肌は若々しい状態になっていると考えられます。質の良い製剤を適切に注射する限り、やめて急にシワが増え、老けてしまうということはありませんのでご安心下さい。

ただ、必要以上にヒアルロン酸を注入し、皮膚を膨らませて伸ばしてしまえば、吸収されてなくなった後、しぼんで皮膚がゆるんだり、シワが増えたりする可能性は0ではありません。

当院のヒアルロン酸治療はこちら

大西 勝

ヒアルロン酸注入のメリットは、傷跡が残らず、短時間で施術ができ、即効性があることです。ダウンタイムもほとんどありませんので、気軽な美容医療として受けて頂くことができます。当院ではヒアルロン酸の特徴を理解したドクターが、患者様のご要望に合わせた最適な薬剤を選んで、適切に注入致します。お顔のシワやたるみなど様々な部位のお悩みに対応するために、安全性の高い製剤をご用意していますので、ヒアルロン酸治療はぜひ当院にご相談下さい。

【ヒアルロン酸注射はこちら】


 

 

大西 勝        【記事監修】
大西 勝 院長
医療法人 大美会
大西皮フ科形成外科医院

国立香川医科大学医学部卒業後、京都大学付属病院形成外科、大阪赤十字病院形成外科、社会保険広島市民病院、角谷整形外科病院、冨士森形成外科医院を経て、平成9年より大西皮フ科形成外科医院を開業。


 


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