目元のしわ,たるみ

<しわ取り手術>

上眼瞼しわ取り手術

上眼瞼のたるみ治療には、全切開法をして二重ラインに合わせる「①重瞼ラインしわ取り術」、または眉下で切開し二重ラインはそのままにする「②眉下しわ取り術」があります。

上眼瞼しわ取り手術

①重瞼ラインしわ取り術

重瞼ラインしわ取り術は、重瞼ラインでたるみの原因となる余分な皮膚や脂肪を取り除き、若々しいすっきりとした目元にする治療です。
加齢により上まぶたの皮膚がたるみ、眼球に覆いかぶさり、三角目の状態となります。視野が狭くなって眉毛を押し上げようとするため、筋肉が常に緊張状態になります。その結果、おでこのしわが目立ち、肩こりや頭痛などの症状を起こします。
上まぶたのたるみを改善することで、見た目だけでなく、日常生活も楽になります。

上眼瞼しわ取り手術

    • [1] デザイン

      座った状態で、まぶたのたるみの状態を確認します。目を開閉してまぶたのたるみの度合いを見て、切除幅をデザインします。

    • [2] 麻酔

      切開部分に局所麻酔を施します。痛みの苦手な方には、笑気麻酔(リラックス麻酔)を併用すると痛みがかなり和らぎます。

    • [3] 手術

      デザインに沿って切開し、余っている皮膚、その下の眼輪筋の一部と結合組織を切除して、瞼板を露出させます。まぶたの厚い方は、眼窩脂肪を除去することで、すっきりとしたまぶたができます。皮膚と瞼板または腱膜に数か所糸をかけて固定します。最後に皮膚を縫合して完成です。

施術時間

両目で約60分

麻酔

局所麻酔
〔オプションで笑気麻酔(リラックス麻酔) 5,500円(税込)〕

腫れ

約1~2週間
(朝晩にむくみを感じたり目やにが増えたりします)

内出血

注射の針が当たるか手術操作によって
細かい血管が傷つくと、
皮膚の下で出血して紫色になりますが
1~2週間で消失します。
下まぶたから目の周囲に出る可能性があります。
また白目に内出血が出現すると白目の一部が
赤く見えますが
いずれも1~2週間で消失します。

抜糸

6~7日目
(二重のラインに沿ってついている黒い糸を抜糸)

コンタクト

ソフト・ハード共に2~3日経過後に
異常がなければ可能。
手術当日は眼鏡のご用意をオススメしております。

メイク

アイメイクは抜糸の翌日から可能。
その他の部分は手術の翌日から可能。

通院

術後2~3日目の経過観察。
6~7日目に抜糸予定。


②眉下しわ取り術(眉下リフト)

眉下しわ取り術(眉下リフト)

眉下しわ取り術(眉下リフト)は、もともとの目元の印象を変えることなく、上まぶたのたるみを改善して、若い頃のすっきりとした目元に改善する治療です。加齢と共に重瞼ラインが狭くなってきた方、上まぶたの腫れぼったさが気になる方には特におすすめです。
眉下の下縁に沿って切開するため、キズ跡は目立ちません。

    • [1] デザイン

      座った状態で、まぶたのたるみの状態を確認します。まぶたのたるみ度合いを確認して、切除幅を決定します。通常8~12mm幅切除することが多いです。

    • [2] 麻酔

      切開部分に局所麻酔を施します。痛みの苦手な方には、笑気麻酔(リラックス麻酔)を併用すると痛みがかなり和らぎます。

    • [3] 手術

      デザインに沿って切開し、皮膚、皮下脂肪、眼輪筋の一部を切除します。十分に止血したのち、正確に埋没縫合を行い、最後に皮膚縫合して終了です。

施術時間

両目で約60分

麻酔

局所麻酔
〔オプションで笑気麻酔(リラックス麻酔) 5,500円(税込)〕

腫れ

約1~2週間ですが、特に1~3日目は、
上まぶたに腫れが下りて、
目立つ腫れが生じますが、
1週間ほどで落ち着きます。
内出血や感染症になった場合、
腫れが長びくことがあります。

内出血

注射の針が当たるか手術操作によって
細かい血管が傷つくと、
皮膚の下で出血して紫色になりますが
1~2週間で消失します。
下まぶたから目の周囲に出る可能性があります。
また白目に内出血が出現すると白目の一部が
赤く見えますが
いずれも1~2週間で消失します。

抜糸

6~7日目
(眉下のラインに沿ってついている黒い糸を抜糸)

コンタクト

翌日から可能

メイク

眉毛、アイメイクは抜糸の翌日から可能。
その他の部分は手術の翌日から可能。

通院

術後2~3日目にガーゼ交換。
7日後に抜糸予定。

◆ 当院の眉下しわ取り術(眉下リフト)のこだわりポイント ◆

①毛包斜切開を行い、キズ跡を極限まで
目立たなく仕上げます。

②細かな真皮縫合を行うことで、
キズ跡は早期に目立たなくなります。

③可能な限り、内側まで切除します。(内側にもたるみがある場合は、内側まで切除範囲を広げることで満足度の高い効果が得られます。)

④眼輪筋を切除するかは、
その方のまぶたの状態を診て判断します。

⑤お若い方(20代の方)にはおすすめしません。

ドクターによっては、20代の方にもしているようですが、たとえ目立たなくなるとはいっても見える部位にキズ跡の残る治療ですので、 やはりこの手術は30代後半以上の方に適応となる手術だと考えます。

今ではすっかり有名になった眉下しわ取り手術ですが、当院では1997年の開業以来ずっと上眼瞼のたるみ取り手術の第一選択として行ってきました。
当院の最も得意とする手術の1つです。

院長からのコメント
重瞼ラインしわ取り術
(従来法)
眉下しわ取り術
(眉下リフト)
デザイン 比較的シンプル
眉毛の形態に左右されない
シンプル
眉アートメークを施している人はもっとも良い適応になる
術後の腫れ 高度
長引くことがある
軽度
1週間でほぼ消失する
キズの目立ちやすさ 開瞼時は重瞼溝に隠れる
閉瞼時は溝状にみえる
眉毛下縁によりカムフラージュされる
術後の印象 大きく変わることがある 若いころの印象に戻る
(10~15年前の目に戻る)
術後の重瞼線 希望する高さの重瞼線ができる 若いころの重瞼線が復活するが、新しい重瞼線はできない
術後眉毛が下がり、最終的な見かけ上の重瞼幅が予想しずらい
眼瞼下垂の修正 同一術野で修正可能である むずかしい

■症例(眉下しわ取り術)

眉下シワ取り術 症例写真

眉上皮膚切除術(ブローリフト)

加齢によりおでこの皮膚がたるんでいる場合、眉毛の位置も下がってしまい、上まぶたに更なる弛みが出てしまいます。この場合一般的な上眼瞼のたるみとり手術では対応が難しくなります。 この状態を改善するのがブローリフトです。おでこの弛みを除去することで、まぶたが開きやすくなり、視野も広がり、目元が若返ります。
眉毛の生え際の上の弛んだ皮膚を切除することで眉毛の位置をあげ、それにより自然に上まぶたの弛みが改善します。ブローリフトを行った上でもまだ上まぶたの弛みが強い方は上眼瞼たるみとり手術も併用すると更に良い結果が得られます。

下眉上皮膚切除術

下眼瞼しわ取り手術

下まつげの生え際より1~2mmの部分を切開し、ゆるんだ筋肉をつり上げ、必要があれば脂肪を切除します。 キズは下まぶたに沿った1本の切開線ですのでほとんど目立ちません。 まず、絶対に避けなければならない点についてですが 皮膚だけを切除しすぎると、頬の重みによって下瞼が引っ張られ外反(アッカンベーの状態)してしまい、 目が乾く、ほこりが入って痛いなどの症状が生じてしまいます。

下眼瞼しわ取り手術

それを防ぐため、皮膚の下層の眼輪筋を目尻側の骨膜(軟骨の表面を覆う結合組織の膜)に吊り上げ固定することで外反を防げるだけでなく、 下瞼の皮膚にハリを保ち、前述した下眼瞼脱脂術と同じく眼窩脂肪の突出を抑えることが出来るのです。
術後1ヶ月ほどは皮膚が硬くなったり赤みを生じたりするため少し目立ちますが、数か月経つとほとんどわからなくなります。 同時に脂肪をとってすっきりさせたり、たるんだ筋肉を引き上げることも可能です。

施術時間

両目で約60分

麻酔

局所麻酔
〔オプションで笑気麻酔(リラックス麻酔) 5,500円(税込)〕

腫れ

約2週間
下まぶたから目の周囲が腫れることがあります。
白目に腫れが出ると、白目を覆っている膜が、
ゼリー状に膨らむことがあります。
通常1~2週間で消失します。稀なことですが、
数カ月程続くこともあります。

内出血

注射の針が当たるか手術操作によって
細かい血管が傷つくと、
皮膚の下で出血して紫色になりますが
1~2週間で消失します。
下まぶたから目の周囲に出る可能性があります。
また白目に内出血が出現すると白目の一部が
赤く見えますが
いずれも1~2週間で消失します。

コンタクト

ソフト・ハード共に2~3日経過後に
異常がなければ可能。
手術当日は眼鏡のご用意をオススメしております。

メイク

アイメイクは抜糸の翌日から可能。
その他の部分は手術の翌日から可能。

通院

術後2~3日目にガーゼ交換。
6日または7日目に抜糸です。

<切らない治療法>

プラズマアイリフト(上眼瞼・下眼瞼)

これまで加齢によるまぶたのたるみには、まぶたの二重ラインの上の部分や眉のすぐ下の部分を切開し、余分な皮膚脂肪を切除し縫合する切開手術が一般的な治療法でした。
あるいは手術をどうしても避けたい方には、手術ほどの効果は期待できなくともサーマクールアイやフラクショナルレーザーなどの施術による治療を行ってきました。

プラズマアイリフトは、これら手術と施術のちょうど中間に位置する治療法です。

ただしプラズマレーザーは、目の開き、つまり筋肉に作用するものではありません。
※あくまでまぶたの皮膚のかぶさりを改善する治療です。厳密な意味での下垂、つまり眼瞼挙筋への作用はありません。

プラズマレーザー施術イメージ

プラズマレーザーとは?

プラズマを発生させ、そのエネルギーにより皮膚に小さなダメージを与えます。これを繰り返し、皮膚に微細なダメージを多数生じさせます。それらを修復するために治療機能が働き、また新しい柔軟性のある皮膚が再生されることにより、しわやたるみが改善されます。
特に上まぶたのたるみ、目周り・口周りの小じわや、傷跡の治療に効果的です。

プラズマレーザー

このような方におすすめ

      • まぶたのかぶさりを改善して、見た目上の二重幅を広くしたい
      • 目元のちりめんじわや深い部分のしわを解消したい
      • 切開手術はしたくない

施術について

施術時間 数分~30分程度
痛み 事前に麻酔クリームを塗ってから治療を行うため、痛みはかなり軽減します。
赤み 数日~1週間程度、治療部位に点状にかさぶたができます。その後は、赤みが少し残りますが徐々に薄くなります。
施術期間 1ヶ月おきに2~3回
洗顔 洗顔・お化粧ともに当日から可能です。

起こりうる事・副作用

[しわ取り手術]
腫れ、感染、左右差、血腫、キズ跡の赤みが長引く、痛みが残る、アレルギーなど
[プラズマアイリフト]
感染、色素沈着、腫れ、キズ跡、赤みなど

■治療後の注意事項

・患部を避けて頂ければ、シャワー・入浴・メイク・洗顔は当日から可能です。
※フルメイクは約1週間後から可能になります。
・術後1ヵ月程は瞼を強くこすらないようにしてください。

料金

■ しわ取り手術

上眼瞼重瞼ライン法  ¥308,000
重瞼ライン法  脂肪処理併用の場合 ¥418,000
眉下しわ取り術(アイリフト) ¥308,000
眉上皮膚切除術(ブローリフト) ¥385,000
下眼瞼皮膚のみ処理の場合 ¥286,000
皮膚筋肉処理の場合 ¥330,000
皮膚筋肉脂肪処理の場合 ¥374,000
※料金は全て「税込表示」となっております。


■ 切らない治療法

プラズマアイリフト
(上眼瞼・下眼瞼それぞれ)
1回目(両目) ¥88,000
2回目~ ¥70,400
※料金は全て「税込表示」となっております。

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